【第91話】で紹介した「いま、法律があぶないーー法の欠缺をめぐってーー」が雑誌「政経東北」3月号(3月5日発売)に掲載されることになった(>全文PDF)。
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【第114話】なぜ環境権は人権として認められないのか。その最大の理由は 環境権は終焉を迎えた「脳化社会に安住する塀の中の法律」の中に収まらず、まだ誰によっても書かれたことのない未来の法「脳化社会の塀の外に出た法律」の切り札だから(25.7.14)
日本の七不思議の1つ それが環境権。日本で環境権という言葉が初めて提唱されたのは半世紀以上前の1970年、 日本弁護士連合会の人権擁護大会の公害問題に関するシンポジウムの中だった。また、その前年の1969年、画期的な 東京都公害防止条例はその前文で「 すべて都民は、健康で安全かつ...
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今年の夏、養老孟司の「脳化社会」論を知り、目からウロコだった。 たとえば、 これまで、1987年6月に独裁制を退場させ民主化を成し遂げた韓国社会は私にとって、民主化の輝かしい成功例のひとつとして理想のモデルとなった。 その一方で、韓国社会は、その後、民主主義社会の中で世界一の自殺...
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1、法律家にとっての311 法律家として311福島原発事故で何に一番驚いたか。それは文科省が 学校の安全基準を 福島県の子どもたちだけ年20ミリシーベルトに引き上げたことだ。それは前代未聞の出来事だった。なぜなら、このとき見えない法的クーデタが敢行されたからだ。それについて解説...
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311直後、東京電力の社長清水正孝氏が、出張先から東京本社に戻るため自衛隊機に搭乗しようとして拒否されたのに対し、山下俊一氏は、国賓扱い並みに、長崎から自衛隊機に乗り、3月18日、福島入りした。その彼が放った言葉は、 「正しく恐れよ」 という正しい一般論と、次のでたらめな具体論...
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