脳化社会の塀の外にみずから出た勇気ある人のひとり、甲野善紀。
彼から触発されたことの1つ。それは、
理想の「未来の政治」は、甲野善紀の身体論の中にある。
つまり、
理想の「未来の政治」のエッセンスは、これまでの政治から「権力」を抜き去ることにある
その結果、権力を抜き去った政治自身が持つ、未知の力、それが相互扶助、友愛に基づく人権の力。これに導かれて様々な政治の課題が解決できる。
他方、
甲野善紀の身体論のエッセンスは、これまでの身体論から「力に基づく動作・鍛錬」を抜き去ることにある。
その結果、力を抜き去った身体自身が持つ、未知の力に目覚め、その力に導かれて様々な身体の課題が解決できる。
例えば、甲野は身体全体を使うことを強調する。これと同様、政治においても市民全体が動くことが「未来の政治」の決め手になる。
そして、政治において、権力を使わずに、未知に力に導かれて、どうやって政治が回り、有効に働くのかについて、甲野の身体論から触発されるところが大。
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