正月の元旦、茨城県北茨城市五浦を歩いた。
あたり一面、枯野の世界(ガラ携の写真)。
その中にひっそり咲いた一輪の花。
そこはすぐ目の前が絶壁の海。
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絶壁の手前の木々のすきまから見える海の姿にしばし見とれる。
その木々の奥から一瞬、野良犬のうなり声のような不気味な低音が聞こえてくる。
どうやらカラスのお宿らしい。
少し行くと絶壁と木々は終わり、港が広がる。
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道は港から少しずつ離れて、再び枯野の光景に。
じっと枯野を見ていると、枯れた茎の間から港の景色が見える。私の絶景。
しばらくグルグル山の中を歩くと、ふと、あたり一面緑の原っぱに出会う。
坂本繁二郎が見た「あぜ道の草が美しくて仕方がない」世界。
この自然世界=宇宙を感得するためには、これだけの空間で十分だ。
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