2025年1月13日月曜日

【第50話】パンセ:ウンベルト・サバの詩「町はずれ」からさらにはずれて、の続き(25.1.14)

 昨日、ウンベルト・サバの詩「町はずれ」からさらにはずれて、の詩もどきものを書いた(【第47話】)。

しかし、あれは未完。

なぜなら、あれは殆ど「意味」と「メッセージ」に覆われている意味的言語で書かれている。
もし、それを詩にするんだったら、そこからさらに、「意味」と「メッセージ」を剥ぎ取って、あたかも意味もメッセージもない雑草のように、誰にでも分かるノンセンスで表現し直す必要がある。
ちょうど、【第47話】に書いたように、

生きとし生けるものを信頼
し 
生きとし生けるものにわかる
言葉を話し わかることを
しようと。パンやぶどう酒や
子供や 女みたい に
生きとし生けるものだれにでも わかる ことだけを。

 を自ら実行する必要がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿

【第117話】民事冤罪事件に光を!:最高裁の誤判に国際再審手続の保障を実現するのは私たち市民の手にかかっている(25.11.29)

世界の常識である個人通報制度を日本に導入することを求める市民の声をカタチで示すため、オンライン署名をスタート。賛同の方は >こちら まで署名をお願いします。 1、或る民事冤罪事件の概要 昨日、最高裁から通知が届いた(上の書面)。私が代理人をつとめる、学問の自由の侵害に対して救済...