これまで、自然哲学とは自然世界を認識するための探求、とばかり思ってきた。
けれど、実はそれにとどまらない。
自然哲学とは、
自然世界と脳化社会との折り合いをどうつけるか、
その折り合いに基づいて、自然世界とどうつきあうか、
そして、自然世界をどう愛するか、
なおかつ、脳化社会をどう変革するか、
それらを実践するための探求である。
それは現在、最も緊急の、最も重要な取組み。
いま、大老人の養老孟司が、病を押して取り組んでいること。
◆ はじめに 311後の日本社会の最大の法律問題ーーそれは原発事故の救済に関する全面的な「法の欠缺」状態の解決である。なぜなら、311後の日本社会は原発事故の救済に関して、これまでの「法治国家」から「放置国家」に転落したから。ただし、これはひとり国家だけの責任ではない。法律家も含...
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