タルコフスキー「幼年時代が終わってしまったと感じた時、途方に暮れてしまう」
「鏡」から
彼の田舎での幼年時代は自然世界の中の暮らし。そこから都会に移り住み、脱「自然世界」=脳化社会のただ中にほおり込まれ、自分を見失い、苦しむ。
そして、再び、脱「脳化社会」=自然世界を発見し、
そこから、2つの世界のはざまにあって人はどう生きたらよいのか、その意味を彼が自然世界から獲得した母国語を駆使して表現し、終生、問い続けてきた脱「脳化社会」のチャレンジャー。
彼の「ノスタルジア」は単なるロシアへの郷愁にとどまらない。ロシアが保持している雄大な自然世界、その普遍的な世界に対する限りない畏敬、歓喜、愛情に満たされている。
彼の映画、映画論「映像へのポエジア」に触れるたび、彼の問いが聞こえてくる。
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
「ストーカー」から
「ストーカー」から
「ノスタルジア」から
0 件のコメント:
コメントを投稿