2025年1月3日金曜日

【第34話】2025年の抱負:2つの世界のはざまで、自然世界の母国語を探求し続けた冒険者ーータルコフスキー(25.1.4)

タルコフスキー「幼年時代が終わってしまったと感じた時、途方に暮れてしまう」 


タルコフスキーと母

「鏡」から

彼の田舎での幼年時代は自然世界の中の暮らし。そこから都会に移り住み、脱「自然世界」=脳化社会のただ中にほおり込まれ、自分を見失い、苦しむ。
そして、再び、脱「脳化社会」=自然世界を発見し、
そこから、2つの世界のはざまにあって人はどう生きたらよいのか、その意味を彼が自然世界から獲得した母国語を駆使して表現し、終生、問い続けてきた脱「脳化社会」のチャレンジャー。
彼の「ノスタルジア」は単なるロシアへの郷愁にとどまらない。ロシアが保持している雄大な自然世界、その普遍的な世界に対する限りない畏敬、歓喜、愛情に満たされている。

彼の映画、映画論「映像へのポエジア」に触れるたび、彼の問いが聞こえてくる。

君の耳は聞こえているか

の目は見えているか

の鼻は匂っているか

の肌は感じているか

の舌は味わっているか

の骨は動いているか

の脳は動いているか 

の心は愛しているか

「ストーカー」から
「ストーカー」から

「ノスタルジア」から

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